千年の歴史を持つ家紋の文化を未来へ紡ぐ。
家紋は過去と現代を繋ぐ形であり、未来へ紡ぐことの出来る日本が誇るべき文化です。
しかしながら、現在では普段あまり意識されなくなってきている家紋。
京都家紋協会では、家紋という文化の保全と研究を目的として「家紋登録」事業を推進しています。
あなたの姓と対に家紋を
データベースで保存記録します。
いつでも閲覧可能です。
推奨される家紋画像を確認できます。
意図せず変形し誤った形で伝わる事を防止します
専門家による検証された家紋画像を提供します。
歴史とご先祖様が託した家紋。
そのモチーフの由来や意味を専門家により解説。
託された思いを世代を超えて伝えます。
家紋とは本来「名字と対」の概念にある家の紋章のことです。
西洋における紋章は王位や爵位のような位の有る家や個人にしか持てないものですが、日本の紋章「家紋」の場合は一般庶民も持つことが可能です。それは家紋に関する法律が特に無いためでもあります。
そのため多くの国民が現在所有している家紋はそれぞの一族や家がそれぞれ管理(管理という概念はないかもしれません)しています。しかし現代では家紋に対する意識は希薄となり、家紋を知らない、分からないといった状況になっています。
家紋に選ばれた多くのモチーフを突き詰めて調べるとそこには必ず「守る」という意味があります。それぞれのモチーフが持つ特性を一族や血族、そして子孫を守っていくために重ね、それをシンボリックに表現したものが「家紋」と呼ばれるものなのです。
家紋を身につけるということは先祖が紋に託した想いを受け継ぐことです。
「先祖は何故この紋を家紋としたのだろう」
そんな風に想いを馳せることも出来ますし、自分のルーツを探る手がかりにもなるかもしれません。
一般社団法人京都家紋協会理事 森本勇矢(家紋研究家)
家紋登録をすると決めたものの、「自分の家紋が分からない」。
中にはそんな方もおられると思いますので、以下を参考に調べてみて下さい。
■お墓を調べる:お墓には家紋が彫られている可能性が高いです。
■着物を調べる:男性用の黒紋付などがあればそこに入っている紋は家紋の可能性が高いです。着物が女性用の場合は女性専用の紋「女紋(関西を中心とする西日本の習慣)」である可能性もありますので、注意が必要です。
「家紋が変えられる!?」と驚かれるかもしれませんが、家紋は法律に縛られている事柄は特にありませんので、基本的に自由です。しかし家紋を変えるということは先祖の想いの連鎖を切ってしまうことになります。
「家紋を変えたい」と仰る方の多くは、「デザインが嫌い」「ありきたりの紋で嫌」などが多いです。
嫌なら変えてしまう、というのも確かに一つの手ではあるのですが、それでは先祖に対して不敬であるとも言えます。
家紋研究家森本勇矢氏曰く、「家紋を変えるよりも、家紋を増やすという選択もあります」という新しい選択を提案されており、我々京都家紋協会もそれを推奨しております。過去との縁を切っても過去は変わりません。時間が経てば自分のルーツをやはり大切にしたい、という想いも出てくるかもしれません。
ですので、家紋を追加するという方法も選択の一つとしてあります。もちろんこれまでの家紋を使用しながら新しい家紋を使用するという方法もありますし、今まで使ってきた家紋にはお休みをして頂くという考え方も出来ます。
断捨離という言葉がブームとなって久しくなってきておりますが、家紋を断捨離するという考え方はおかしいと思います。何でもかんでも断捨離するという考えそのものが文化衰退を促しているようにも思えるからです。
「家紋登録」は無料で登録可能です。この機会に是非ご協力をよろしくお願い致します。
登録者の皆様には、今後「家紋登録証明書」の発行など各種サービスを予定しております。
また、登録情報についての閲覧・変更についてはマイページより可能となっております。
・専門家の作成した、美しい推奨家紋画像を閲覧できます。
・専門家によるコメントでご登録された家紋の由来や意味がわかります。
・家紋名や正しい家紋の形状がわからない場合は、可能な限りお調べします。
・替紋、女紋もご登録いただけます。
・家紋認定書(予定)作成します。
・スマホからでも簡単に登録できます。
・家紋名と家紋の入った画像をご用意ください。
・どちらかがわからない場合はどちらかでも結構です。
・まずは初期登録してください。
・初期登録の後、マイページへログイン
・可能な限り詳細な情報の登録をお願いします。
・ご登録後順次、推奨家紋画像、家紋コメントなど家紋協会にて登録しご案内いたします。
登録の際に間違えないためにも画像を添付をお願い致します。「家紋の天地(上下など角度)」に気をつけてください。添付して下さった画像と紋名を頼りに登録する家紋をこちらでご用意致します。(最大五つまで添付可能です)
また、家紋の参考画像はスマートフォンからも簡単に登録可能です。
※登録される家紋は定紋(別名:表紋・本紋・正紋)を主とし、替紋(別名:裏紋・別紋・控え紋・副紋)や女紋(関西を中心とする西日本の習慣)が有る場合はこちらも登録の対象となります。
※場合によって外枠(丸輪など)を外す、加えるなどある場合は替紋として登録することをお勧めします。またそれらが女性のみが付ける場合は女紋として登録します。
※替紋や女紋の登録上限はありませんので、複数お持ちの場合は全ての登録が可能です。
※家伝や家系図が有る場合はご一緒に登録しておくことが可能です。
※家紋の形状は紋帳や制作された方のよっての違いが有る場合があります。参考画像を元にこちらのデータを使用、もしくは制作致します。最終判断は登録者によるご判断となります。(丸輪などの外枠の有無や太さなどの違いの確認も含む)
※紋の制作は有料となりますが、無料範囲で出来る場合もございますのでご相談下さい。
※個人の紋の登録も可能ですが、その場合は替紋扱いでの登録となります。
※家紋登録証が発行された時点で登録が完了致します。
※登録情報の変更・修正は行いますが、家紋の形状の修正などには別途費用がかかる場合がございます。
千年の歴史を持つ家紋の文化を未来へ紡ぐため。
家紋は過去と現代を繋ぐ一つの形であり、未来へ紡ぐことの出来る日本が誇るべき文化。
しかしながら、現在では普段あまり意識されなくなってきています。
このままでは、家紋という文化の伝承意識も希薄になり、必要な時に「家紋がわからない」という事態も発生します。
京都家紋協会では、家紋という文化の保全と研究を目的として「家紋登録」事業を推進しています。
また家紋の伝承や利用を目的とした事業支援、商品開発など上記目的に纏わる全ての事業を企画運営していきます。
法人名 | 一般社団法人京都家紋協会 |
代表 | 小林 重之 |
理事 | 家紋専門家 森本勇矢 |
設立 | 平成30年2月9日 |
所在地 | 〒604−8277 京都市中京区西洞院通姉小路上ル三坊西洞院町561 (三善工芸株式会社内) |
TEL | 075-221-0340 (三善工芸株式会社内) |
事業内容 | 1.「家紋登録」によるクラウドデータベース事業 2.家紋関連事業開発及び事業支援 3.家紋文化保全を目的としたイベント後援 4.書籍発行 5.人材育成 6.上記にまつわる全ての業務 |
「家紋登録」または、一般社団法人京都家紋協会へのお問い合わせはこちらからお願いします。